Beethoven ピアノソナタ全曲演奏会 第6回
2014年10月4日(土) ヤマハ銀座 コンサートサロン 18時 開演
三宅麻美 Beethoven ピアノソナタ全曲演奏会 第6回
ピアノ・ソナタ 第20番
ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ 第22番
ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」
2014年10月4日(土) ヤマハ銀座 コンサートサロン 18時 開演
三宅麻美 Beethoven ピアノソナタ全曲演奏会 第6回
ピアノ・ソナタ 第20番
ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ 第22番
ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」
2014年9月20日(土) 13:30~ 横浜市西区 亀田病院 第26回院内コンサート
フルート: 山田恵美子(神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席)
ピアノ: 三宅麻美
モーツァルト: フルートとチェンバロのためのソナタ ハ長調 K.14
アンデルセン: 魔笛の主題による幻想曲、5つの小品 ほか
▼三宅麻美&アンドレイ・コロベイニコフ ピアノ・デュオ
東京、ベルリンの芸術大学に学び、国内外のオーケストラと共演、ソリストと室内楽奏者としても幅広い活動をしている三宅麻美。現在進行中のショスタコーヴィチ・シリーズの第6弾を来日中のロシアのピアニス卜、アンドレイ・コロベイニコフと共演、デュオ作品を披露した。注目はプログラム最初におかれた作曲者自身による「交響曲第9番」(4手連弾)の全曲版。変化に富んだこの曲で両者は息もピッタリ、高度な音楽性でショスタコーヴィチの世界に迫る。「2台ピアノのためのコンチェルティーノ」は充実期の作で、熱い演奏に音の波が心に迫る。休憩後の「2台ピアノのための組曲」は、作曲者16歳の頃に急逝した父親への追悼の意を込めて書かれた4曲からなる大作。彼の作品としては聴きやすいが、各所で才能の一旦を示している。アンコール2曲(タランテラ、陽気なマーチ)も聞き応え充分。楽しいバースデー・サプライズ演出もあり会場は熱い拍手に包まれた。
(7月10日、トッパンホール) (福田 滋)
2014年7月20日(日) 第23回 よこはまマリンコンサート 「音でめぐるヨーロッパ」
横浜 みなとみらいホール小ホール
昼の公演 午後2時開演 ≪フランスとスペイン≫
物集女純子(ヴァイオリン)と共演
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
2014年7月10日(木)
三宅麻美 ショスタコーヴィチ・シリーズ vol.6
アンドレイ・コロベイニコフとのピアノ・デュオ
トッパンホール 午後7時開演
出演 三宅 麻美(Pf.) アンドレイ・コロベイニコフ(Pf.)
プログラム ショスタコーヴィチ : 交響曲 第9番 作品70
(作曲者自身の編曲による4手連弾版)
2台のピアノのためのコンチェルティーノ作品94
2台のピアノのための組曲 嬰ヘ短調 作品6
チケット 全自由席 一般 5000円 学生 3000円
トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
問い合わせ デュオジャパン 03-5428-0571 http://www.duojapan.com
『ぶらあぼ』2014年7月号に「ショスタコーヴィチ・シリーズ Vol. 6」のインタビュー記事が掲載されました。
三宅麻美&アンドレイ・コロベイニコフ ピアノ・デュオ
文:笹田和人
4手連弾で聴くショスタコ・サウンド
東京芸大からベルリン芸大に学び、オーケストラとの共演や国際コンクールでの入賞など欧州での実績を重ねたピアノの三宅麻美。ベルリン芸大大学院を修了して帰国後も、精力的な活動を展開する彼女は、2006年の生誕100年を機に「ショスタコーヴィチ・シリーズをスタートさせた。これまでに5回を開催し、「ショスタコーヴィチの音が、血となり肉となった感覚がある」と振り返る。
今回はロシアの俊英ピアニスト、アンドレイ・コロベイニコフを迎えて。実は、2年も前から熱望し、ようやく共演が叶った三宅は「非常に嬉しく、興奮しています」。まずは、作曲家自身の編曲による4手連弾版の「交響曲第9番」を。「ピアニストにとって、加わりたくても不可能なオーケストラ作品を演奏できるのは、大きな喜び」と期待を膨らませる。そして、インパクトに満ちた「コンチェルティーノ」や、若き作曲家が急逝した父親への哀惜の気持ちを込めた「組曲 嬰へ短調」を2台ピアノで披露2人の名手による“音の会話を楽しみたい。
──今までのシリーズを振り返っての感想をお聞かせください。
三宅 これまで、ピアノ曲と室内楽を組み合わせたプログラムを5回組みましたが、ショスタコーヴィチ没後50年の2025年までは続けたいと思っており、大体のプランは頭の中に出来ています。前回のシリーズ第5回では荒井英治さんをお迎えし、これまでにない境地に連れて行っていただけた気がしました。5回を終えたことで、また2年前にはロシアのオーケストラとコンチェルト第1番を協演したことも大きいですが、ショスタコーヴィチの音が血となり肉となるといいますか、身体の一部になったような、そんな感覚があります。
──今回のピアノ・デュオについての経緯や期待などはいかがでしょう?
三宅 シリーズ第6回では、ずば抜けた能力を持った、素晴らしいロシアのピアニスト アンドレイ・コロベイニコフさんと共演できることになり、非常に嬉しく、興奮しています。彼は世界中での音楽活動の他にも法科大学で法律を学び、司法試験にまで合格していたり、詩も書く、エスペラント語も話すなど多才な方です。彼もショスタコーヴィチ好きでCDも出しており、2年前に交渉した際もすぐにやりたいと言ってくれていたのですが、なかなかタイミングが合わず、今回彼の来日中に急遽実現することになりました。
──プログラムの聴きどころとそれに対する想いを教えてください。
三宅 まず交響曲第9番の4手連弾版は、滅多に演奏されることのないものだと思いますので、貴重な機会です。発表された当時、周囲の期待をわざと裏切ったと問題になったこの交響曲は、軽快でシニカル、機知に富んだ作品で、当時公開の場でショスタコーヴィチとリヒテルのピアノでも演奏されたそうです。ピアニストにとって、加わりたくても不可能なオーケストラ作品を演奏できることは、大きな喜びです。そして2台ピアノのための組曲は、ショスタコーヴィチがまだ16歳の学生だった頃、急逝した父親への追悼の意を込めて作曲されました。比較的親しみやすい初期の作品なので、初めてショスタコーヴィチを聴く方にも楽しんでいただけることと思います。コンチェルティーノは中では
知られた曲ですが、交響曲第10番と同じ年に書かれた、インパクトと求心力のある名作です。素晴らしいピアニストをお迎えしてのデュオとなりますので、ぜひ多くの方にお聴きいただき、ショスタコーヴィチの世界を体感していただけたら嬉しいです。
曲目=ショスタコーヴィチ/交響曲第9番作品70(作曲者自身の編曲による4手連弾版)、2台のピアノのためのコンチェルティーノ作品94、2台のピアノのための組曲嬰へ短調作品6
7/10・19時、トッパンホール デュオジャパン
2014年4月19日(土)デュオ演奏会 京都・青山音楽記念館 バロックザール
共演:林 智之(ヴァイオリン)
Beethoven ヴァイオリンソナタ 全曲演奏会 第2回
2014年1月26日(日) ニューイヤーコンサート 三宅麻美ピアノ・リサイタル
千葉・M&Nホール 開演:14時
ベートーヴェン: ピアノソナタ ニ短調 作品31-2「テンペスト」
ショパン: 幻想即興曲、ノクターン 遺作
リスト: コンソレーション第3番
リゴレットパラフレーズ ほか 三宅麻美 ほか
2014年1月19日(日) 辛島輝治先生 喜寿記念演奏会~門下生とともに~ に出演
東京文化会館小ホール 12時30分開演
ショスタコーヴィチ: 前奏曲とフーガ ニ短調 作品87-24
演奏会後に、辛島先生と出演者全員で