【演奏会】5月19日 片野可八子 門下生発表会にゲスト出演
片野可八子 門下生発表会にゲスト出演
5月19日(土) 19時15分開演
フォーレ ピアノ四重奏曲第1番
ヒンデミット ヴィオラとピアノのためのソナタ 作品11-4 ほか
神奈川・相模原南市民ホール
片野可八子 門下生発表会にゲスト出演
5月19日(土) 19時15分開演
フォーレ ピアノ四重奏曲第1番
ヒンデミット ヴィオラとピアノのためのソナタ 作品11-4 ほか
神奈川・相模原南市民ホール
3月 第34回 かながわ音楽コンクール 予選審査
http://www.kanaloco.jp/sp/article/137941
第3回 ヤマハジュニアピアノコンクール 予選審査
http://www.yamaha-mf.or.jp/yjpc/schedule/qualifying/
4月 第34回 かながわ音楽コンクール 準本選審査
5月 第34回 かながわ音楽コンクール 本選審査
7月 第37回 厚木青少年音楽コンクール 予選、本選審査
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/shiminbenri/kosodatekyoiku/shougai/jouhou/d040974.html
8月 第20回 日本演奏家コンクール 審査
『音楽の友』2018年3月号153ページ「Concert Reviews」に「ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全曲演奏会」最終回(2017年12月4日。ヤマハ銀座コンサートサロン)の批評が掲載されました。(筆者:音楽ジャーナリスト 上田弘子氏)
「弦作品も演ることで理解が深まる」と、三宅が2010年に開始した「ベートーヴェン/ソナタ全曲演奏会」(p、vn、vcソナタ、pトリオ)。弦の方は2013年に完奏し、このたびピアノ・ソナタの最終回(全9回)。毎回よくぞここまでと驚異の読譜と表現力で、〝楽聖〟最後の3つのソナタでも培ってきた事が示された。1ページ目から変化に富んだ「第30番」を、三宅は粛々と弾き進める。緩急も前後の脈絡が完全理解のため自然で、新たなソナタ形式を示した作曲家の代弁のよう。「第31番」は優しいピアノ・トリオのような第1楽章と決然とした第2楽章との差異が新鮮で、第3楽章への繋ぎがまた巧い。この第3楽章は当夜の白眉。静寂のアダージョは名歌手のように歌われ、底から静かに立ち上がってくるフーガの神々しさ。少しずつ重なり厚くなる主題は聴き手の五臓六腑にまで刺さる。それも感動の和声で。そして最後の「第32番」。冒頭の減七の跳躍を三宅は左手で取り、その良質の緊迫感で畳み込んで行く。確実に刻むリズムに独語の発音が在り、ゆえにすべての音符に説得力。終楽章の主題は、より厳格な拍感の方が以降の変奏が際立ったのではと、名手ゆえにこちらも欲が出る。いずれにしても祝・完奏。
(12月9日・ヤマハ銀座コンサートサロン)〈上田弘子〉
2月28日 光州でのアンサンブルベルリアーナ演奏会が26日付の光州新聞で紹介されました。
2月24日(土)韓国・水原 Ableart center
アンサンブル・ベルリアーナ 室内楽コンサート
Alexander Kniazev
J. S. Bach Complete Suites for Cello solo@Suntry Hall Blue Rose
渾身の演奏だった。
どれも確信に満ちた、落ち着きのあるテンポ感で始まり、ト長調のオープンな調性から苦悩のニ短調へ、そして幅広なハ長調へと調性感を巧みに弾き分ける。オルガニストとしても演奏活動するだけあって、重音の響きの安定感が際立っている。(特に第3番プレリュードのオルゲルプンクトの持続感が素晴らしかった!)
第3番まで弾いて休憩15分、そして第4番と第5番のあと再び休憩15分、18時に開始して終わったのはアンコール含めて22時近く。
かなり遅めのテンポ設定なのと、圧の強い弓使いのために、サラバンドなど遅い舞曲では引き延ばされる緊張感に聴いている方は正直疲れてしまう面もあるが、モノトーンな音色がピタリとはまった第5番のサラバンドなどは素晴らしかったし、ひとつの舞曲を取っても、出だしはさりげなくリズムやメロディーを扱い、繰り返しをしながら活気を増して最後に向けて高揚していくストーリー性のある構成は非常に説得力があり、振り返ってみると6曲全曲の流れの上でも、第5第6番に向けて焦点を定め、終盤のガヴォットからジーグにかけては曲集全体のクライマックスを見事に作り上げていた。こんなに集中してこの曲集を聴いたのは初めてかもしれない。
改修後のサントリーホールブルーローズは舞台をぐるっと囲むように座席が置かれていて、ちょうど弾く姿を真右から眺める場所だったので、弓さばきをいつも以上に興味深く観察しながら聴いた。弾いている時弓から、松ヤニの粉が音楽に合わせて空中にフワッと飛び散るのを初めて見た。
そして休憩2回とも男子トイレに長い列が出来ているのを見て、普段の演奏会との客層の違いをまざまざと感じるのだった…。
〔facebookパーソナルページより転載〕
2017年12月9日(土) 18時開演
ベートーヴェン・ピアノソナタ 全曲演奏会 第9回(最終回)
ヤマハ銀座コンサートサロン
ベートーヴェン: ピアノソナタ第30. 31. 32番