15時15分 開場 ピロティにてクリストフォリのフォルテピアノ演奏
第1部 <バッハからグリーグまで> 16時 開演
第2部 <フォーレからメシアンまで> 18時45分 開演
2010年6月13日(日) 松戸 M&Nホール
室内楽コンサート (同ホール4周年記念カルテット)
Pf:三宅麻美、Vn:林智之、Va:臼木麻弥、Vc:窪田亮
Schubert、Mozart、Schumann: ピアノ四重奏曲
5月23日(日) 三宅麻美 ショスタコーヴィチ・シリーズ vol.5
東京銀座・王子ホール
Vn:東京フィルハーモニー交響楽団ソロコンサートマスター 荒井英治
Shostakovich:24のプレリュード、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
三宅麻美 ショスタコーヴィチ・シリーズ Vol. 5
相貌の違いを堪能
ピアニスト三宅麻美が2006年からショスタコーヴィチ・シリーズを行い、ピアノ曲「24の前奏曲とフーガ」をはじめ、室内楽曲や歌曲のジャンルにまで踏み込んだ意欲的な演奏を聴かせてきた。シリーズ最終回で組んだプログラムは、10代、20代に作曲されたピアノ独奏曲と晩年の「ヴァイオリン・ソナタ」。出発・終盤両地点で見せる(聴かせる)作曲家の相貌の違いを目の当たりで堪能する刺激的なコンサートとなった。
まるでしゃれた前菜を供するように小気味よく聴かせた「三つの幻想的舞曲」。10代半ばにして才気煥発[さいきかんぱつ]、モダンな感覚にあふれたこの小品や、つづいて演奏された20代の曲「24の前奏曲」からは、後の作品に見られるような屈折した韜晦[とうかい]はまだ聴こえてこない。順風満帆とまではいかないが、作曲人生を歩み始めた若いショスタコーヴィチのみずみずしい息吹が、音やリズムの個性的表情から生き生きと聴こえてくる。各曲の性格的な特色をつかんだ演奏がその変幻多彩な面白さをよく引き出して、聴く者を飽きさせない。
一方、作曲家の多事多難な人生が深く刻印されているかのごとき「ヴァイオリン・ソナタ」は、「前奏曲」と同じようには聴けない。レクイエムとも葬送の音楽とも聴こえるこの作品で、作曲者が自分の死について考えていたことは間違いないだろう。ゆるやかなテンポで静謐[せいひつ]な緊張感がつづく両端楽章にはさまれた激烈なスケルツォ楽章は、あたかもディエス・イレ(怒りの日=レクイエムの重要部分)のごとし。うってつけの共演者・荒井英治の渾身[こんしん]の演奏と掛け合わされた迫真のデュオは聴き応え十分。シリーズのとどめにふさわしい快演となった。
(池田逸子・音楽評論家)
5月23日、東京・王子ホール
2010年3月20日(土) Libera! Chamber Music Series 2010
ブラームス+○○ その1
さいたま市東大宮 アリイ・ガーデンホール
バイオリン:林 智之 ピアノ:三宅麻美
モーツァルト ピアノとヴァイオリンソナタ ニ長調 K.306
クライスラー 前奏曲とアレグロ、愛の悲しみ、愛の喜び
ブラームス ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
第1番 ト長調 作品78 《雨の歌》
2009年11月21日(土) 雫石・室内楽コンサート
Schubert アルペジォーネソナタ イ短調
Beethoven ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ニ長調 ほか
三宅麻美(Pf) 林 智之(Vn) 臼木麻弥(Va)
15時~ 岩手県雫石町 ラ・ラ・ガーデン
洗足学園 マスターズコンサート「クリストフォリからの贈り物」~ピアノ音楽300年の歴史を辿って~
15時15分 開場 ピロティにてクリストフォリのフォルテピアノ演奏
第1部 <バッハからグリーグまで> 16時 開演
第2部 <フォーレからメシアンまで> 18時45分 開演
2009年10月31日(土) イタリア・ファエンツァにて 三宅麻美 ピアノリサイタル
ファエンツァは、中部イタリアの、陶芸で名高い芸術の街
Auditorium liceo classico “E. Torricelli” にて
ハイドン: ソナタ ハ長調 作品50
リスト: エステ荘の噴水
ヴェネツィアとナポリ
ショスタコ-ヴィチ:3つの幻想的舞曲 作品5
24の前奏曲 作品34より 第1、2、5、10、17、18、19、20番
伊福部昭:ピアノ組曲
2009年10月21日(水) 三宅麻美 ピアノリサイタル
ヤマハ銀座店 6Fサロン にて 18時30分開演
2009年10月12日(月・祭) 広島県福山市にて 三宅麻美 ピアノリサイタル
14時開演
2009年9月27日(日) ヤマハピアノ試弾会 アドヴァイスレッスン
ヤマハアーティスト企画室(東京・新宿)