【コンサート覚書き】ブルガリアンヴォイス・アンジェリテ

年末からこじらせた風邪がようやく治ってきたので、楽しみにしていた公演へ思い切って出掛けた。

ブルガリアンヴォイス・アンジェリテ@武蔵野市民文化会館
Bulgarian Voices Angelite

20人のアカペラ女性合唱。ブルガリアの地方に伝承する民謡から、民謡を基にした現代風な合唱曲まで、地声に近い独特な発声とハーモニーで観客を魅了する。流れ星は良いことだけでなく不吉なことの前兆でもあると歌うものや、唐辛子の植え方、花の咲かせ方、実の付け方を教えてくれる歌もある。一人一人違うデザインの色鮮やかな民族衣装もまた手が込んでいて、非常に魅力的。もう少し狭いホールだったらさらに迫力も感じられただろうと思うが、20年振りの来日で3公演のみとのことなので仕方ない。曲によっては4人だけで歌うのだが、親子ほどの年齢が離れているように見受けられるメンバーが声色を揃えて歌い、こうやって次世代へ伝承されていくのだろうなと感じました。

〔facebookパーソナルページより転載〕